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「ヒルフェ!」
これは先のドイツ旅行で覚えたドイツ語である。
往路、機内のゲームに入っていた、ややつまらない外国語講座で、基本単語を念仏のように唱え続けた結果、頭に残った言葉のひとつだ。
意味は“助けて”。
英語なら「ヘルプ!」。
残念ながらといおうか、幸いといおうか、ドイツでこの言葉を口にする機会はなかったが、
「ヘルプ!」
と言うよりは常に切羽詰った語感を持ちながら、
「助けて!」
と言うよりは何か間が抜けた響きを兼ね備える…ワタシにとってはそんな印象深い単語であった。
通勤電車の中で突如襲いくるウンチョスの、腹部を突き刺す刺激をこらえにこらえる心情は、「ヘルプ!」でもなければ「助けて!」でもなく、
「ヒルフェ!神様、ヒルフェ!」
…と男泣きに泣く様子が、どうもしっくりくる。
さすがお医者様の言葉、ドイツ語である。
さて問題のお腹の急降下、一般的に女性よりも男性の方が罹患率が高いそうな。
それは我が家のパグ夫の様子を例にとっても如実に分かることで、トイレに駆け込む姿なんかしょっちゅう見かける。
通勤時間はさぞかし地獄だろうと思っていたらその通りで、九州に引っ越す直前は恐怖のあまり電車に乗れなくなるところであった。
ある晩、帰宅後のパグ夫は、やつれさらばえた顔でこう語った。
「今日はもう、ホンマに、限界ヤバかった…」
便意が、である。
「括約筋では抑えきれない勢いで…」
などとこちらまで肛門あたりがムズムズするような恐ろしいことを言うので、
「まままさか、もらしたんじゃ…」
と問い詰めると、フッと笑みを浮かべて答えるのであった。
「いや、それは大丈夫。幸い、壁際に立ってたから、
尻と尻の肉を壁で押さえつけて、なんとか封じ込めたよ…」
「それ、もれてるんとちゃうんか!?」
ああ、ヒルフェ、ヒルフェ・・・・・・。
これは先のドイツ旅行で覚えたドイツ語である。
往路、機内のゲームに入っていた、ややつまらない外国語講座で、基本単語を念仏のように唱え続けた結果、頭に残った言葉のひとつだ。
意味は“助けて”。
英語なら「ヘルプ!」。
残念ながらといおうか、幸いといおうか、ドイツでこの言葉を口にする機会はなかったが、
「ヘルプ!」
と言うよりは常に切羽詰った語感を持ちながら、
「助けて!」
と言うよりは何か間が抜けた響きを兼ね備える…ワタシにとってはそんな印象深い単語であった。
通勤電車の中で突如襲いくるウンチョスの、腹部を突き刺す刺激をこらえにこらえる心情は、「ヘルプ!」でもなければ「助けて!」でもなく、
「ヒルフェ!神様、ヒルフェ!」
…と男泣きに泣く様子が、どうもしっくりくる。
さすがお医者様の言葉、ドイツ語である。
さて問題のお腹の急降下、一般的に女性よりも男性の方が罹患率が高いそうな。
それは我が家のパグ夫の様子を例にとっても如実に分かることで、トイレに駆け込む姿なんかしょっちゅう見かける。
通勤時間はさぞかし地獄だろうと思っていたらその通りで、九州に引っ越す直前は恐怖のあまり電車に乗れなくなるところであった。
ある晩、帰宅後のパグ夫は、やつれさらばえた顔でこう語った。
「今日はもう、ホンマに、限界ヤバかった…」
便意が、である。
「括約筋では抑えきれない勢いで…」
などとこちらまで肛門あたりがムズムズするような恐ろしいことを言うので、
「まままさか、もらしたんじゃ…」
と問い詰めると、フッと笑みを浮かべて答えるのであった。
「いや、それは大丈夫。幸い、壁際に立ってたから、
尻と尻の肉を壁で押さえつけて、なんとか封じ込めたよ…」
「それ、もれてるんとちゃうんか!?」
ああ、ヒルフェ、ヒルフェ・・・・・・。
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