灰色の毎日。

イメージの中のマタニティライフ…
それは幸せと期待に満ちた、穏やかな桃色の日々。
そっとお腹に手を当てて、流れてくる優しい音楽に耳を傾ければ、
その母親の表情は慈愛に満ちている…。

って、そんなの関係ねぇ！

現実は、目を閉じれば一行の台詞が浮かんでくる。

「どこまでつづく、ぬかるみぞ…」

戦時中かいっ！！！


ちゅう訳で、今回は全面的に愚痴ブログです。
気持ちのイイ話ではありませんので、繊細な方はこの辺りで読むのを止めてください。


妊娠８週目で感じていたつわりが、今では生ぬるく感じます。
あれから、良くなるどころかむしろひどくなり、起きている時は常に吐いて泣いて地獄の毎日。
苦痛を忘れるためだけに睡眠をとり、朝は寝られるだけ寝て、つわりから目を背けようと必死です。
これ以上、眠くもないのに、寝られるか！

つわりの症状の中で、意外に思うかもしれませんが、一番辛いのが「唾液づわり」。
ツバが止まらないんです。
ええ、ええ、それだけですよ。
それが、もう精神を病むかというくらい、辛いんです！

ツバって、本来、消化を助けるための大切な分泌液ですよね。
なのに、これが、おっそろしくマズイんです。
そして大量に分泌される。
２～３分に１回は、流しへ行って吐き出さないと、マトモに喋ることができなくなるくらいです。
そして、その吐き出す行為に伴って、反射的に胃がもんどりうつ。
かと言って、もし無理やりそのまずいツバを飲み込みでもしようものなら、ノドの不快感と相まって、もっとひどい吐き気に襲われるのです。

今の私の毎日を要約すれば、
寝る。
寝ていない間は、ペッペッ＆体を「く」の字に曲げてオエーーッ。
なんかもう、１日の生活でそれしかしてない気がしてきました。

昨日辺りから、もう流しへ行ってばかりもいられなくなってきたので、
常にタオルを口に当てています。
ペッと吐き出すよりも、やや、気分的に楽なような気がしています。
しかし、そのタオルが汚らしい（怒）

今日は朝から、タオルが３枚、ツバでダメになりました。
あー洗濯めんどくせーー！

問題は塾の間なんですよ。
生徒の前でツバを吐く訳にもいかないし（なんか文章にすると笑い話みたいで泣けてくる）、
飲み物を少しずつ飲みながらツバをごまかしているんですが、
だんだん胃がガボガボになってきて、吐き気が…。
教えている最中に盛大にゲーゲー言う訳にもいかないので、激しい咳のフリをして誤魔化しています（涙）

幸い、他の先生方が気を使ってくれて、授業時間を減らしてくれたりしていますが。
休みの日は外に出ないで済むのでホッとします。
とにかく家の中に引きこもっていたい。
というか、こんな状態では、まともに外を歩けないよ…。

つわりについてのサイトを渡り歩いた結果、
この唾液つわりに関しては、他のつわり症状がマシになっても続いたという人が多く、
ひどい人では出産しても数日は治らなかったとか。
そんな地獄のマタニティライフって、アリですか？？？？

せめて、「つわりは気の持ちようよ！」とか平気で言われていた時代でなくて良かった、とか、
少なくとも、子どもを産めば終わるんだ、とか、
それくらいしか自分にかけてあげる言葉がありません。
友人のくれたカワイイ安産のお守りを握り締め、つわりが早く終わることを毎日祈っています。

…タオル、替えてこよう…。