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(※注※ 長いです)
人間に必要な平均的な睡眠時間は8時間、とよくいわれる。
まあ、なんとなくそんなもんかな、と思う。
大体8時間も寝れば翌朝スッキリ、1日元気に過ごせそうな気がする。
夜11時に寝れば朝7時起床。実に健康的だ。
けど、オトナになってから周りを見渡すと、11時に寝ているって人はほとんどいない気もする。
みんな、遊んだり、働いたり、勉強したり、飲み明かしたりで忙しい。
かといって、キッチリ8時間寝たいがために、毎日のように会社に遅刻してくるような人にも、まず出会ったことはない。
(いや、実は数名いるにはいるが…話が横道にそれるのでコッチへ置いときます。うんしょ。)
ということは、ほとんどのオトナが本当に必要な睡眠時間をとることができず、頭ぼんやり、なんだかダルーイ1日を過ごしているということになるのだろうか?
たいていの人がそんな様子もなく精力的に1日を過ごしているように見えるが、少なくとも、私は違う。
エバって言うことではないが、睡眠不足というものにゃあ、とにかく弱い。
ちょっとでも寝足りなかった!という日は、全身がなんともいえない倦怠感にモヤモヤモヤーッと包まれてしまう。
「パグ主人」のステータス欄を開けば、スリプル(或いはラリホー)の耐性は「ゼロ」。
遅刻したら怒られる!とか、給料が減る!といった強迫観念でもなければ、いとも簡単に睡眠というステータス異常を起こしてしまう。
それが、まさに今。なんのプレッシャーもない専業主婦状態。
娘(モンク系・1才)は毎朝「殴る」→「みかた」→「パグ主人」という不毛な攻撃を繰り返しているが、どんより垂れ下がったハハの瞼がやっとこさ重力に勝つまでの間、相当の辛抱をしていると思われる。ついでながら、夫(シーフ系・壮年)の選択は「逃げる(出社)」ってとこだろうか。
最近では、8時間寝たはずなのに、昼間のポカポカいい時間帯になるとまたしても頭がモーローとし始めたりする。
ちょっと横になってみよっかな~…とゴロリと頭を下にしようもんなら、まあ魔法にかかったように見事に夢の中。
もしや、私に必要な睡眠時間は8時間ではないのだろうか? 実はもっと寝なければならないのだろうか!
ネット情報によると、それぞれ人口の5%くらいの割合で、「ショートスリーパー」、「ロングスリーパー」と呼ばれる人たちが存在するらしい。
その名の通り、少ない睡眠時間、具体的には6時間以下の睡眠でもオールOKな人たちが「ショートスリーパー」、逆に9時間以上寝ないとスッキリしません!って人たちが「ロングスリーパー」だというのである。
ショートスリーパーの典型は、3時間しか寝なかったという逸話で有名なナポレオンなど。
そして、ロングスリーパーの典型が、かのアインシュタイン。
かのっつっても、相対性理論、原爆、くらいしか浮かんでこないけども…
ほう、つまり私は女性版アインシュタインってことか。
と、こんな話を夫にすると、苦笑しながら「要はやる気の問題でしょ」などと言う。
いいや!…確かにやる気はないことが多いけども!眠いったら眠いのだっ。
それはもしかしたら、アインシュタインと同じ脳みそだから、ってこともあるかもしれないではないかっ。
そんなロングスリーパー(?)の性(さが)か、日中も隙あらば寝たい、隙がなくてもできれば寝たい。
この高ぶる欲求を満たすためには、娘(1才)の昼寝タイムが非常に重要となってくる。さすがに娘を放って寝るわけにはいかないので、彼女と一緒に寝るしかチャンスがないからだ。
貴重な昼寝を確保するため、自分を叱咤しつつ朝から精力的に動く、いやさ、動かす(娘を)。
育児サークルに連れていったり、裏の公園を散歩したり、買い物に行ってみたり、さまざまな方法で娘を疲れさせるのだ。
すると娘は大抵、昼飯前には目をこするなどの眠そうなジェスチャーを始める。
しかし、ここで焦って寝かせてはならない。まずは頑張って昼御飯を食べてもらい、さらに軽く腹ごなしして2時前後からじっくりまとめて寝てもらうのがベストだ。
それもこれもぜーんぶ、自分も一緒に寝たいがため。なははは。
さて。
また1日、無事「娘の昼寝ミッション」に成功し、さらに快適な午後を過ごすためにあらかじめ夕飯の支度を済ませよう、そしてなーんにもしなくていい状態にして思いっきり寝よう、そうしようそうしよういっしっし、などとほくそ笑んでいた矢先。
「悲運」はやってきた。
メニューは中華。
ナスと挽き肉の中華あんかけ丼に春雨の中華スープ。
娘の睡眠を妨げないよう騒音に注意しながらも、簡単レシピであっという間に完成間近。
野菜やキノコがたっぷり入って、我ながら満足の仕上がりだ。
とろみをつけてさあ、出来上がり、というその時。
どうした弾みか、左手の先っぽがスープの入った鍋のふちに引っ掛かり、
ばしゃーーーん!
ひっくり返った鍋からとろとろあつあつの春雨が太もも前面に一直線。
“あちぃぃぃぃっっっ!”
…という大声が出なかったのが不思議なくらいだ(そこまでして音を立てたくなかったのだろうか)。
不幸中の幸い、ふんわりしたフレアスカートをはいていたので、間違いなく100度以上に熱された春雨が直接、太ももに貼りつくという難だけは逃れることができた。
しかし、離乳食用に短くカットした春雨は台所のあちこちに飛び散り、隙間に入り込み、スカートにまとわりつき、その片付けに要した時間は優に、調理時間を超えてしまった。
鍋には元の量の3分の1程度しか残らなかった。
たくさん作って保存して、また楽をしようと思っていたのに…トホホ。
今となっては、その失態が、早くゴロゴロしたいという焦りのせいなのか、音を立てないよう制限した動きが裏目に出たのか、判然としない。
おそらく、その両方が原因だったのだろう。
その日、私が満足に昼寝できなかったことは、言うまでもない。
この日ばかりは、自称ロングスリーパーを撤回し、「私って相当、寝汚い(いぎたない)よな」と認めたのであった。
ロングスリーパーなんかな?
睡眠時間が少なくても平気なんやけど、『六時間以上寝た』っていう結果がないと1日元気に過ごせないタイプ・・・
結果よりプロセスを重要視するめんどくさい人です
>ちるちる
早寝早起き、素晴らしいね。5時って冬は辛いやろうな~寒いと布団から出られんもん。
私も「今日は〇時間寝た!」っていう事実が精神的にかなり影響している。やる気の問題だって認める発言やけど。。
>だっぺ
真面目にアドバイスしてくれたので真面目に返すと、ほんとに生活習慣を少しずつ変えることで「ロング」→「ショート」に改善できるらしいね。
あと、本物のロングスリーパーは性格の傾向として内向的で考えすぎて神経をすり減らしているから、長いこと寝て脳の疲れを取らないといけないんだって。
明るい楽天家にショートスリーパーが多いらしい。日本ではさんまさんとか?